俺の事です。(とーいっく300点台)
マジで駅で嫁待って突っ立ってるだけで、15分も経たずして2回英語で話しかけられました。
勘弁してくれ。赤子の英語しか知らんのですよ。
「ぱーどぅん?」「くっぢゅーわんもあせい?」
は聞き返したところで聞き取れないので、封印しているのですよ。
相手をイラつかせたい時には使いましょう。
第一陣
一組目の東アジア系のお姉さん方は、モバイル回線のローミングをしっかり済ませてるようでした。
翻訳アプリを使って目的を丁寧に伝えてくれました。文明の利器とは、流石に若者っすね。
「エスカレーターかエレベーターはどこですか?」
このくらいであれば、私もパッションで乗り切ることができます。
路線が分かればあとは、電車がどのように止まるかを指し示せばよいのですから。
その形に添って探せば必ず見つかるはずだ!がんばれ!!
その想いを込めて私は「ストレート!れっつふぁいんど!!」と繰り返して、
バラードを歌うアイドルにペンライトをゆっくり横に振るような”ストレートの舞”を披露。
「すとれーーと!」再度口に出し、さらに舞いました。
吹き出すお姉さんたち。
やめてくれ、その芸人を見たときの笑い方みたいな奴は俺に効く。
頼むから、頼むから羞恥心でやめる前に、早く俺の舞を感じ取ってくれ。
お姉さんたちはおそらく“魂”で俺の舞を感じて理解したのでしょう。ハッとしたように「OK!」と表情明るく笑ってくれました。
そして「Thank you!」と言って、電車の形に沿うように真っすぐ歩き去りました。
ひと仕事終えた……疲れた……
後は今、改札に入ってきたのが見えた嫁を迎えて、一緒に帰るだけ……。
そう思っていた時間が私にもありました。
二つの人影に消える嫁の歩く姿。
「excuse me」
その突如現れた人影、初老の東南アジア系の夫婦が私に話しかけてきました。
マジか。そんなことあります?
これじゃexcuseじゃなくてexecutionだよ~~(意味不明)
第二陣
私が驚くのもつかの間、奥さんが私に流暢すぎる英語でしゃべります。
「hogehogehogehogehoge~~~~~~~」
なぁにこれぇ。(聞き取り不可)
割と珍しくないんすけど、英語話せる前提でめっちゃぺらぺらに語り掛けてくる人いますよね。
本当にやめていただきたい。助けていただきたい。やめて。たのむ。
広島にいたころも、ホームで突然「宮島どうやっていくん?」って「話せるよな?」みたいなノリで呼び止められ、
その時もまた謎の舞を踊ってどうにかしようと試みたのですが、流暢な英語を話すマダムが見かねて参入。
マダムは観光客を私から引き受け、ともに電車に乗りスマートに去っていきました。カッコよすぎて、今でも脳裏に英語を話すマダムが焼き付いてます。
話は逸れたんですが、本当にやめていただきたい。
今時なら翻訳ソフトを冷静に使っていただきたい。
しかし何やら、今回のご夫婦はけっこう切羽詰まって慌ててる様子。
パッションで状況を聞き取ると、道迷いで、仲間との合流地点が分からないとのこと。
そら、異国の地で右も左も分からない状況。気持ちは察するに余りある。
何とかしてあげたい。してあげたいから、その、まず、早口の英語でぺらぺら問い詰めるのをまずやめろ!!
いつの間にか嫁がひょっこり、私の横に並んでいました。
どうやら協力してくれるようす。かわいいね♡
しかし嫁は「other」を「お茶ァー」と読む女。
さて、英語できない人間が増えました。
これから理解できることはただ一つ。
さっきと状況が何も変わらないことです。
そしてわちゃわちゃしてたら、新事実が発覚。
このご夫婦、スマホのローミング設定をしておらず、通信ができない。
電話帳を見せて「この人にかけたい」と伝えてくる奥さん。
タイ人の名前がずらりと。とある現場の人事データ管理や入場対応等で、タイ人と死ぬほど関わってきた私の経験がなぜか活きてしまいました。タイ人の名前だけは分かる。
「タイに電話したいの?」
聴くと「No!」とのこと。わっかんねぇ!
ちなみにタイ語は全くわかりません。
ですが昔世話になった上司がタイ人のハーフでして「とすけさん。タイ語で最大級の侮辱を指す言葉を教えましょう。『水牛(くぁーい)』です」といらんことをレクチャーしたせいで、
俺のタイ語のボキャブラリーは英語で言う「まざふ〇かー!!」しかありません。
どうしてくれんだよ。
とりあえず目的地を聞く。Aホテルに行きたいとのこと。
Aホテルの英語窓口に電話をつないでお話してもらうも、仲間はチェックインしておらず、ホテル経由での連絡はできなかった。
そんなこんなでみんなでわちゃわちゃ悩んでたら、嫁は手掛かりを探しに駅中に出張しちゃいました。いい判断。
しかし俺はここで自分の携帯でテザリングすればよかった事実に気づきます。
タイの通信キャリアのローミング方法?知らんわ。
テザリング通信経由でなんとかお仲間につながった模様。
興奮して喜び合う夫婦。
道も問題なく分かるとのこと。
手に無理やり2千円を握らされ、ちゃっかり受け取りました。
そして特大の感謝を夫婦に伝えられ、お別れしました。
いやいいことするもんやな。(現金)
その直後、嫁からLINEが届きました。
「外国人向けのWifi貸出スポットがあったよ」
それ知らんかったーーーーーーーーーー(無知)
2千円ももらう価値ねえじゃん俺ーーーー
結論:英語は話せて損なし

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